<Header>
<Author: 李白>
<Title: 秋下荆門>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 秋（あき）　荆門（けいもん）を下（くだ）る>
<BookPage: 256>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
霜落荆門江樹空，
布帆無恙挂秋風。
此行不爲鱸魚鱠，
自愛名山入剡中。
<End Poem>
<Translation>
もう霜がおりて荊門の地方は岸べの木々の葉が散ってしまった。旅人も無事、景氣よく布帆に秋風をはらませて安穏に江面をすべってゆく。
こんどの旅行は吳の地方へ向かって行くのだが、その昔、晉の張翰のように鱸魚のなますが食いたいなどという食い意地のはったものではない。自分は名山を愛するので、それを尋ねようと思って會稽剡溪の奥へわけ入ろうとしている。
<End Translation>
<Formatted Translation>
もう霜がおりて荊門の地方は岸べの木々の葉が散ってしまった。旅人も無事、景氣よく布帆に秋風をはらませて安穏に江面をすべってゆく。
こんどの旅行は吳の地方へ向かって行くのだが、その昔、晉の張翰のように鱸魚のなますが食いたいなどという食い意地のはったものではない。
自分は名山を愛するので、それを尋ねようと思って會稽剡溪の奥へわけ入ろうとしている。
<End Formatted Translation>